マッチングサイトとはBtoB、BtoC、CtoCと呼ばれたりもしています。
BはBusinessを表し「企業」を意味しており、同様にCはConsumerで「消費者」を意味します。
具体的には、BtoBは「企業間取引」、BtoCは「企業と消費者の取引」を意味します。
楽天のようなショッピングモールは、店舗「B」と消費者「C」とのやり取りが発生するという意味ではBtoCサイトということになります。
実は楽天もマッチングサイトなのです。
そもそもマッチングサイトとは、双方のニーズをマッチングする全てのウェブサイトのことをそのように呼ぶことが出来るのです。
楽天だと、商品を販売したい店舗「B」のニーズと、商品を購入したい消費者「C」のニーズをマッチングさせるためのサイトといえます。
それにたった今この文章を読んでいただいている方「C」、そして弊社のシステムを購入いただきたい弊社「B」、今この場でも実際に小規模ながらマッチングが行われているのです。
マッチングサイト、つまりそれは、企業、消費者を問わずお互いのニーズをマッチングするサイトのことを総称して呼んでいるのです。
■一般的に意味するマッチングサイトとは?
一般的には、受注ユーザー(BかC)と発注ユーザー(BかC)の2ユーザー間によって構成されます。
場合によっては、3者間になったりすることもありますが、世の中にあるほぼ全てのマッチングサイトが2社間によってサービス・取引が行われています。
・お仕事を頼むことが出来る企業or個人を探している発注ユーザーがまず存在します。
お仕事を頼むことがきるのは、企業の場合もありますし、個人の場合もあります。サイトの業種にもよりますが、企業だけに特化しているケースもあります。
・そして、その仕事を受注したい企業or個人のユーザーが存在します。
お仕事を受注することができるのは、企業の場合もありますし、個人の場合もあります。サイトの業種にもよりますが、受注者は特に企業だけに特化しているケースもあります。
今までのいわゆるポータルサイトだと、発注者が受注者を一方的に検索して、問い合わせるのが一般的でしたが、それでは本当の意味でのマッチングとはいえません。
ただ単に発注者を検索したいのなら、Googleで検索すれば十分なのです。
しかしマッチングサイトは、ただ単に発注者が受注者を検索するだけでなく、発注者が「仕事依頼を登録」出来、その仕事依頼に受注者が提案・エントリーできるところが大きくポータルサイトとは異なります。
▼ポータルサイトの場合
受注者が発注者を検索 → 問合せ → 完了(受注者が自分の意思でしか受注業者を探せない)
▼マッチングサイトの場合
受注者が発注者を検索 → 問合せ → 完了(受注者が自分の意思でしか受注業者を探せない)
上記の機能に加えて・・・
受注者が仕事依頼を登録 → 登録されたお仕事に ← 受注者が提案を登録
今まで一方通行だったやり取りが、双方向に向けられるようになったのです。
受注者は今までサイトに登録したらそのまま放置で、自分に対して問合せが登録されるまでじっと待つしか手段はありませんでしたが、マッチングサイトでは、サイトに登録されたお仕事に対して、自らアグレッシブに提案、エントリーを行うことが出来るようになりました。
一方発注者にもメリットはあります。今まで自らの意思でしか受注者を探すことが出来ませんでした。この検索方法には限界もあり、たまたま検索にひっかかったという理由でその受注者に仕事を発注するケースも多くあったはずです。
しかし、「このお仕事をしてくれる人を募集!」とお仕事依頼を登録すれば「私にやらせてください!」「弊社にやらせてください!」とやる気のある企業を複数募ることが出来るので、選定にも幅を持たすことが出来るのです。
また、発注側にも仕事に関する条件はあるはずです。今まではまず受注者を検索して、お問い合わせをして、それから条件の話し合いをして、とそれだけにもかなり時間がとられていましたが、マッチングサイトでは、お仕事依頼の案件を登録する時点である程度の条件を事前に記載できるため、エントリー・提案を登録してくる受注者に関しては、条件をある程度は理解してくれたという前提のうえ商談を行えるため、比較的スムーズに話が進むのです。
マッチングサイトは企業・個人のための求職サイトとも言えるのです。
こんな時代だからこそ、待っているだけでなく、自ら進んで仕事をゲットできる仕組みが充実しているマッチングサイトは、まさにビジネスチャンスそのものと言えるのではないでしょうか?